これは衛星画像をつかい小櫃川流域における貝塚の分布を表示したものです。マークはおおむね以下のとおりです。(参考資料は準備中) ▲・・・縄文早期の貝塚。 ▲・・・縄文時代中期・後期・晩期の地点・点在貝塚 (縄文時代としかわからないものも含む) ○・・・巨大環状貝塚。。 ▲・・・古墳時代以降の貝塚 ○・・・環状盛土遺構。 ■・・・祇園貝塚付近の旧地形。(祇園貝塚調査団1970『祇園貝塚 発掘調査概報』による) ※祇園貝塚は、現在の木更津高専の敷地の東方付近の台地のくびれ部に立地した最南端の巨大環状貝塚です。この地域を代表する文化財であり、学術的にもきわめて重要な存在であったため、当初保存される予定でしたが、1965年頃からの開発でじゅうぶんな調査もなしに消滅しました。付近の旧地形もまた改変されてしまいました。開発地には長い間、遺物が散乱していたといいます。全体にくらべればほんのわずかですが、考古学者により危機一髪で救出された遺物もありました。それらは、現在、考古学的研究の対象としてだけでなく、、自然環境・生物資源を救うための重要な手がかりとして生かされつつあります。 (参考文献)こちら (謝辞) 使用した衛星画像の原画は 千葉大学環境リモートセンシング研究センター(CEReS)より提供をうけたものです。これに空撮仕掛人が多少の調整加工をくわえ、貝塚の分布のデータを重ねています。すばらしい画像の使用を許可してくださった同センターにたいし感謝の意を表する次第です。 |
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